日本銀行のレビューレポートから学ぶ、個人トレーダーが取るべきトレード行動(その1)

トレードの情報源はどこですか?

SNSの情報を鵜呑みにする?

FX初心者が失敗する理由に多いのは「本当に正しい情報なのかを自分で判断していない」ということです。よくあるのはSNSの情報を鵜呑みにしてしまうことです。
SNSのメリットは「情報が伝わるスピードが早い」ですが、デメリットとしては信ぴょう性が低いことが挙げられます。
そのため、SNSから情報を活用したければ「どの情報が正しいのかを見極めるための十分な知識」が必要です。

引用記事:FX初心者が失敗する原因3つを解説!FXを始める前に知っておくべきこと

プロフィールでも紹介したのですが、
僕は昔株式投資で掲示板の情報を信用した結果
大損をしたことがあります。

 

関連記事

お前、終わってんな 仕事場の上司にそう言われたのは2011年4月ごろでした。 上司に小部屋に呼ばれ2人切りにされ、 その年になってそんな仕事しかできないのか?? と言われ突き飛ばされた時に言われた言葉です。 自分で言うのもなん[…]

 

匿名性が高いので根拠も無く言いたい放題なのが実態です。
なので掲示板・SNSからは一切の情報を遮断するくらいで良いと思います。

それよりも、もっと信頼できる機関が僕たちの身近に存在しています。

日本銀行のレビューレポートを知っていますか?

本邦外国為替証拠金(FX)取引の最近の動向

という日本銀行のレビューレポートが存在します。

以下のような位置づけです。

日銀レビュー・シリーズは、最近の金融経済の話題を、金融経済に関心を有する幅広い読者層を対象として、平易かつ簡潔に解説するために、日本銀行が編集・発行しているものです。ただし、レポートで示された意見は執筆担当者に属し、必ずしも日本銀行の見解を示すものではありません。

とは言え、日本銀行が出すものなのでデタラメな内容ではありません。

2016年6月時点ですが、このレポートの情報で
僕たち個人トレーダーがどのようなトレード行動をすべきかを学んでいきましょう。
個人トレーダーの95%は負けているので、
日銀のレポートから傾向が分かれば、その逆を行えばいい。
という視点で見てみてください。

 

短期的には逆張り、基本的には「円売り・外貨買い」

本邦FX取引の取引・投資手法面での特徴点をみると、全体としては、
①短期的な相場変動と反対方向のポジションを取る「逆張り取引」主体であること、
および
②基本的には「円売り・外貨買い」主体であることを指摘できる

ポジション保有について

本邦FX 取引の投資スタンスをみると、多くの場合、
短期的な相場変動と反対方向のポジションを取る「逆張り」戦略が採られており、
相場水準が急激に変動しない限りにおいて、本邦FX取引は、相場変動を抑制する要因として働いているとみられる。

レポートから引用した以下の画像を見てください。

この画像が何を表しているかと言うと、
ヘッジファンドと日本人トレーダーはエントリーの方向性が真逆だという事です。

ヘッジファンド等短期筋のポジション(IMM ポジション)は順張りのエントリーを行いますが
日本人トレーダーは逆張りエントリーが主体になっていました。

日本人トレーダーは海外トレーダーの養分になっているという話を聞くこともありますし
多くの日本人トレーダーは負けている状況の中、
僕たちは多くの日本人トレーダーと同じ動向を取る必要はないのではないでしょうか。

そして、レポートを読んでいるともう1つ興味深い内容がありました。

エントリーの方向性は円売り・外貨買い

(ロング・ポジション比率)をみると、
(中略)
②先進国通貨の中で相対的に金利の高い通貨(豪ドル等)およびドルについては、
相場動向を受けた振れを伴いつつも一貫して外貨買い超で推移している。
このように、
本邦FX取引のポジションが円売り・外貨買いに傾いているため、
円高急進時には強制ロスカットの執行を通じて
相場変動が一段と円高方向に増幅されることがある

レポートから引用した以下の画像をご覧ください。

ドル円でいうと日本人トレーダーは基本的に買いでエントリーすることが多く、
逆に急激な円高(売り)になると日本人トレーダーのロスカットが多くなり
急激に円高方向(下がる方向)になることが多いということです。

 

先ほどの内容と重ねて考えると、
例えば急激な円高の場面だと
逆張りスタンス=ドル買いエントリー(上向きエントリー)が多くなるが
急激な円高によって損を積み重ねる傾向があるのかもしれません。

このような典型的な負けトレードの行動と逆の事を行うと
大多数の日本人トレーダー「以外」のトレーダーになれるかもしれません。
(95%の負け組トレーダー以外になれる可能性)

強制ロスカット

また、以下の点にも注意すべきでしょう。

①市場流動性が相対的に低い月曜日や本邦祝日の早朝、
②新興国・高金利通貨(先進国通貨に比べてロング・ポジション比率が高いほか、市場流動性が相対的に低い)について、強制ロスカットが発動されるリスクが相対的に高いとの指摘もある

2019年の年明け早々にフラッシュクラッシュが発生しましたが、
この時も市場流動性が低い、正月休み・早朝の時間帯でした。

まとめ

この記事ではSNSや掲示板の情報を信頼するより、
日本銀行のレポートを信頼すべきだという前提で、

(やや古いですが)2016年9月時点の日本人トレーダーの行動特徴を見てきました。

短期的には逆張り、基本的には「円売り・外貨買い」
ということで、ポジション保有の特徴やエントリーの方向性について学びました。
大多数の日本人トレーダーが同じような行動を行っているなら
それと逆の行動をすれば95%の負け組トレーダー以外になれる可能性があるので
参考にしてください。
最新情報をチェック!